同レボ!

How to make入稿データの作り方

通常のデータイメージ
通常のデータ
足す
特殊色のデータイメージ
特殊色のデータ
イコール イコール
特殊色を反映したデータイメージ
特殊色を反映したデータ

特殊色の反映について

特殊色は、通常のカラーデータ(CMYK)とは異なるレイヤー(層)が必要です。
通常通りのデータ作成後、特殊色用のレイヤーを別途作成し、入稿時に明確にレイヤーを分けるか、もしくは別データとして入稿してください(※)。
細かな作成方法は特殊色ごとに異なります。詳細は下記を要チェック!

※特殊色データの入稿方法は印刷会社ごとに異なります。発注する印刷会社の入稿規定も必ず併せてご確認ください。
※一度の出力で同時に使用できる特殊色は最大2色までです。印刷会社によっては特殊色2色を併用できない場合がありますので、各印刷会社の商品情報をご確認ください。

Explanation各特殊色の
データ作成方法

ピンクのデータイメージ

ピンク

印刷会社によってはピンクを自動付加して印刷できるサービスを提供しています。別途データは作成不要、いつも通りに作品を作成して入稿できます。

※RGBデータを推奨するケースがあります。
※自動付与となるため、マゼンタを含む色の全体的な色合いが変化します。

理想の色がある場合は、通常通りのカラーデータを作成した後、別のレイヤーを用意して、ピンクを重ねたいところだけのデータを作成します。

メタリックのデータイメージ

メタリック(ゴールド・シルバー)

通常通りのカラーデータを作成した後、別のレイヤーを用意して、メタリックを重ねたいところだけのデータを作成します。
メタリック用のレイヤーはK一色で作成してください。濃さは透過度で調整します。
シルバーやゴールドを単色で利用する場合:透過度目安80~100%
カラーデータを重ねてメタリックカラーを表現する場合:透過度目安60~80%

※シルバーやゴールドと濃い色のカラーデータとを重ね合わせた場合は、思うようにメタリック感を表現できないことがありますのでご注意ください。

ホワイトのデータイメージ

ホワイト

別データとして、ホワイト印刷したい部分だけのレイヤーを作成します。
しっかり目の白にしたい場合や、用紙の影響を受けないようにする場合、K80~100%での作成がおすすめです。

※濃度を変更することもできますが、印刷の特性上濃度100%でも少しかすれた表現になるのでご注意ください。
※印刷会社によって、利用できる用紙が異なります。詳細はご利用の印刷会社のメニューをご確認ください。

その他の注意事項

塗り足しをしよう

塗り足しをしよう

塗り足しは、印刷物の仕上がりサイズの外側に、デザインの背景色や画像を3~5mmずつ延長して配置することを指します。

印刷後の紙の裁断時、どうしても数ミリのズレが生じることがあります。この時、塗り足しがないと、意図せず白い紙のフチが出てしまい、見た目が悪くなってしまうので要注意です。詳しくは、各社ホームページをご確認ください。

解像度は300dpi以上で

解像度は300dpi以上で

印刷用データは高解像度にしないと、画像がぼやけたりギザギザしたりと、荒れたイラストが印刷されてしまいます。

印刷用データはカラーは350dpi、モノクロは600dpiが基本です。詳しくは、各社ホームページをご確認ください。

重ねたくないところは白抜きで

重ねたくないところは白抜きで

特殊色は通常のCMYKに重ねて使うことができるため、イラストのレイヤーに特殊色レイヤーを重ねるだけだと、色が重なって印刷されてしまいます。

特殊色だけで印刷したい箇所は、元のイラストを白抜きにしておき、色が重ならないようにしておきましょう。

入稿の前にチェック!

特殊色用入稿データ
チェックポイント